「ここには働く場所がない」高知ではよく聞かれる言葉ですがそれは本当のことでしょうか。 確かに地理的な条件等により他の地域と比較して産業基盤は弱く就労機会に富んでいるといいがたい面はあります。しかし、この地で頑張っている企業、ここでなければ育めない産業を守り続けている企業があります。そして、そこでは人材が求められています。  









高知県は大企業こそ少ないものの、伝統的な地場産業の技術をベースにした独自の技術開発や、創意工夫による発明による製品でトップを走る企業があります。これらの企業はいずれも世界でのトップシェアを誇り、町工場から上場企業に成長した歴史をもちます。こうした地場産業のがんばりに加え、近年は企業誘致や産・学・官の連携も進み、先端企業などの進出も目立ってきました。
また、高知の基幹産業である第一次産業の現場でも、後継者の育成や環境保全の観点から、就労支援の輪も広がりつつあり、農業や林業の現場に魅力を見出し、人生をかける青年達が森や村に戻りはじめています。


昔から高知の女性は働き者と評判。共働きの歴史も古く、働く女性を応援してくれる保育園などの施設も充実しています。個性豊かな企業でのびのびと働き、自然のなかで充実した余暇を過ごす。そんな理想の生き方が高知では実現しそうです。