筋金入りサーファー。 |
「家ではまったく仕事の話をしませんから、子ども達は会社の内容を知らないんじゃないでしょうか(笑)趣味はサーフィンで、休日は波に身を委ねています。高知の波は世界的に素晴らしいですよ。サーフィン中には危険な目にも遭いますが、それでも辞めることは出来ないですね」
17歳からサーフィンを始めたという宮本正司さんは、筋金入りのサーファー。今は幡多方面へ出かける。これが仕事へのストレスの発散法だ。 |
生産者の顔を見ています。 |
宮本さんは仕事の話をすると、一層身を乗り出した。最近では「体に優しい、楽しい食事」をテーマに、食事療法中の方や一人暮らしの高齢者へ、高知の旬の食材を使った料理を提供している。また「生産者の顔を見て、一緒に話し考えていく」というスタンスに立ち、農業や漁業関係者らと相談しながら、消費者の求める商品を作っている。その考え一つ一つに生産者を大事にしていこうという愛情があり、それを理論的かつ行動している宮本さんに、とても引き込まれた取材だった。 |
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