第29番札所 国分寺
御詠歌 國を分け たからを積てたつ寺の すゑの世迄の
利益のこせり
宗 派 真言宗智山派  
本 尊 千手観世音菩薩  
開 祖 行基菩薩  
真 言 おん ばざら たらま きりく  

天平13年(741年)建立。後に弘法大師が真言宗の寺として中興しました。歴代天皇や、長宗我部氏や土佐藩主、山内家からの信仰も厚かったと言います。本尊の「千手観音」をまつった金堂は、永禄元年(1558年)に長宗我部国親・元親親子が再建したもので、明治37年、国の重要文化財に指定されています。

。数多くの史跡が残っていることから、大正11年には、境内地全体が国の文化財指定を受けています。庭園の落ち着いた情景、点在する句碑や歌碑もまた、この寺の魅力です。 この辺りは、『土佐日記』の作者として有名な紀貫之が、国司として4年間滞在した国府の地であり、近くには、屋敷跡もあります。参拝後、足を伸ばしてみるのもいいかもしれません。

   

   


DATA
第29番札所 摩尼山 宝蔵院
国分寺(こくぶんじ)
住所 高知県南国市国分546
 
TEL 088-862-0055
メニュー 088-862-0056
メニュー 高知県立歴史民俗資料館・紀貫之邸跡・西島園芸団地
メニュー 後免駅から土佐電鉄「領石」行きバスで「国分寺通」下車、徒歩10分
市町村データ
南国市(なんこくし:歴史の香りただよう、まほろばの里
 
http://www.city.nankoku.kochi.jp

データ更新日 2008/09/08