種間寺
御詠歌 世の中に まける五穀の種間寺
深き如来の 大悲なりけり
宗 派 真言宗豊山派  
本 尊 薬師如来  
開 祖 弘法大師  
真 言 おん ころころ せんだり まとうぎ そわか  

種間寺の歴史は古く、敏達天皇の6年(577年)にさかのぼります。大阪の四天王寺の造営に携わった百済の仏師や大工たちが、帰国の途中、土佐沖で暴風雨に遭い、近くの秋山港に避難しました。その際、海上の安全を願って薬師如来像を刻み、本尾山の山頂に安置したのが始まりと伝えられています。

その後、平安時代に弘法大師が訪れ、この「薬師如来」をご本尊として寺を開きました。このとき、唐から持ち帰った五穀(米、麦、粟、きび、豆)の種を寺にまいたことから、その名がつけられたそうです。
観音堂には、「子育て観音」があり、その周りには、安産を祈願する人が奉納した底の抜けたひしゃくがたくさんかけられています。

   

   


DATA
第34番札所 本尾山 朱雀院
種間寺(たねまじ)
住所 高知県高知市春野町秋山72
 
TEL 088-894-2234
メニュー 088-894-2234
メニュー あじさい街道・シャクヤク観光農園・菊の森
メニュー 高知駅から土佐電鉄電車「桟橋」行きで「はりまや橋」下車、高知県交通バス「秋山」「春野」行きで「種間寺」下車、徒歩3分
市町村データ
高知市(高知市):人口30万人を有する高知県最大の都市
 
http://www.city.kochi.kochi.jp/

データ更新日 2008/10/06