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千葉 洋
さん Hiroshi Chiba
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「きっかけは、青年海外協力隊でザンビアへ行ったことです。まず、ザンビアの人たちの逞しさに圧倒されました。そして、彼らと較べると、自分の生きる力は限りなくゼロに近いと思ったのです。養殖技術の指導が私の仕事だったのですが、教えたことよりも沢山のことを学んだのです」千葉さんは帰国後、衣食住の自給自足暮らしの模索を開始、まず、京都の家具専門学校へ入学した。
「まず、ザンビアの人たちの自給自足に憧れたということなのですが、それをそのまま体系的にここで実践しようというのではありません。それは現実的に無理な話です。私がザンビアで学んだのは生きる力を養うことと、肩肘張らずにゆっくり生きるということです」千葉さんは、現在、黒潮町でそれを実践している。
「そうですね、今の生活の楽しさを一言でいえば、全て自分の判断で出来るということです。ただ、常に挑戦という気持ちはあります。当然、失敗もあります。しかし、出来ないということを学ぶことも大切だと考えています」千葉さんは笑った。本当に幾つかの失敗を体験してきたのだろう。。
「家具を作って、グループ展をやっているうちに、陶芸や染色、手漉き和紙作りの人たちとの交流が生まれました。作物を作って、余った分の販売しているうちに生まれた交流もあります。畑で麦を作って、粉を挽いてピザを焼き、友人とパーティーを開く時もあります」千葉さんに日々の暮らしぶりを伺うと、ほとんどが交流に費やされているように聞こえる。自閉症の子供の教育をしている奥さんを手伝って、子供たちと共に農作業をすることもある。もちろん、地域の交流もある。しかし、千葉さんは、そうした忙しさを心から楽しんでいる。それは、今まさに、自分の生きる力を実感しているからだろう。
「ここで、こうして暮らしていると、教えてくださいという人もいます。その時、まず一年でもやってみることを勧めます。まず、そこからです。例えば、農業体験に来た子供が手紙をくれる。この生活の本当の楽しさは、ようやくその辺りから始まるですから…」千葉さんは、自身の言葉通り、肩肘張らずゆっくりと生きている。
1996 年に黒潮町に移住、木工工房を経営しながら自給自足生活
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http://www.town.kuroshio.lg.jp/
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データ更新日 2009/10/14
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