新居は新しく開設するキャンプ場の直ぐ隣。四万十川の一次支流・梼原川が本流に注ぐ手前にある二次支流となる「中津川」沿いである。集落の入り口付近な為、周囲には民家は見えず家の傍に流れる清流・中津川の流れる川音と風に揺れて木々の葉が騒ぎそして小鳥の声、周囲は360度緑一面の深い森の中、谷あいに位置するため太陽の光は貴重な存在に映る。しかし、どんなに自然環境豊かな土地と言えども、もっとも重要な事柄がある。それは「そこに住む人たち」がどのような風土・文化・価値観で日々の暮らしや私たちのような外様と接して頂けるかが重要な訳である。即断即決の勘が見事に当たっていたようだ。一般的に心温かい人柄と言っても私が感じるその人柄は、「火」に例えると暖炉や薪ストーブの火のようにじっくりと周り全体を包んでくれるように思うのである。なんとも言えない高知の方言がより一層、ほのかな雰囲気をかもしだしてくれるのも嬉しい。 |
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