Vol.5 高知へ移住!四万十起こし de 田舎暮らしプロジェクト発動中!

四万十移住者の会「四万人」
吉岡 仁志さん Yoshioka Hitoshi
子供の頃から好きな山や海や川のある環境で暮らしたいと思い、「いつかは…」と憧れて、夏に何度か訪れた際に、その大自然の環境や地域の人達の心の温かさを真近で感じたことが決め手で、四万十で田舎暮らしをすることにして早くも1年が過ぎました。
大自然の環境がいつでも目の前にあるということがまず何よりも贅沢
実際に暮らしてみると大自然の環境がいつでも目の前にあるということがまず何よりも贅沢で、その魅力の奥深さをさらに感じることができています。地域の方々も暖かく本来の人間らしいお付き合いをさせて頂いております。ただこの地域も同じく過疎化や少子高齢化・仕事がないなどの問題と切っても切れない関係で、地域が衰退したり、移住者の中にも仕事がなく困っている人が存在するという現実があります。そこで何とか地域に新たな仕事の形と盛り上がりを創り出して行く為に、四万十移住者の会「四万人(しまんちゅ)」を立ち上げ、様々な活動と今後の計画をしております。その中の一つ「熱き移住者と地元人の地域起こしde 田舎暮らしプロジェクト」と言うものがあり、その第一弾として「伝統の天然素材 de 四万十起こし」計画が現在進行中です。
地域が失いかけている「ワクワク」をできる限り創り出して行こう
このプロジェクトは、伝統ある地元の文化や素材、考え方・仕事などに、移住者ならではの感覚や技術などのエッセンスを組み込んでいく事で新たな魅力ある地域商材や仕事の形、雇用機会などを創り出していくことを目的に、「四万人」と地元企業や地域住民がコラボレーションして実現しております。継続して実行していける様「まずは自分たち自身が楽しんで!」を前提に、開発会議なども夢が広がるワクワクした内容で実施しておりますので、必ず「いいもの」が出来上がると確信しております。この他にも地域が失いかけている「ワクワク」をできる限り創り出して行こうと様々なイベント企画や、地域活性化活動を計画しております。そのおかげでと言ってはなんですが、世間一般的にイメージされているのんびりとした田舎暮らしは全くできておりません。でも都会にいる時のストレスは皆無に等しいので、精神的にはこれが本当の「のんびりとした田舎暮らし」なのでは…と変な悟りの境地!?に入ってきております。
それぞれがその役割分担を全うし、それがうまくコラボレーションできれば、必ず「いいもの」が創り出せると信じています。今行っているすべての事が、私自身の役割分担で、そこに他の皆さんの知識や力がうまくコラボレーションし、少しづつ形になって来ていると実感しております。この様な形が県内各地に広がれば、もっともっと魅力的な地域商材や活気のある地域が増えて行くはずだと思います。皆さまの地域でも、きっと「いいもの」が創り出せるはず。皆さまの地域に負けない様、これからも頑張って参りますので、どうか応援して頂けますように・・・。
DATA
四万十移住者の会「四万人」
吉岡 仁志さん Yoshioka Hitoshi
略歴 生まれ育った大阪から高知県は西南部、清流・四万十川のゴール地点、四万十市へ移住を果たして早1年。四万十移住者の会「四万人」(しまんちゅ)を立上げ、地域に新たな仕事の形と盛り上がりを創り出して行こうと頑張っている、全くのんびり暮らしていない田舎暮らし実践人。
市町村データ
四万十市(しまんとし):大河を抱く、県西部最大の都市
四万十市 四万十町  
http://www.city.shimanto.lg.jp/topj.html
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