農家の濱田知加子さんは、こういった出荷できないトマトを自家用のジュースにして飲んでいる。
カットしたトマトを鍋にかけ、沸騰したらつぶしてザルで濾して冷やすだけ。水も塩も何も入れない。甘みがあって濃厚なのに、さらさら、さっぱりとした飲み心地。美容にも二日酔いの朝にも良さそうだ。「大事に育てたトマトだから無駄にしない。一杯に何十個分もトマトが入ったジュースが飲めるのも農家の特権」と知加子さん。豊という字に似た農家の日常。
夏とれる野菜、夏の実からナスミとなり、ナスビとなったらしい。しかし、温暖な気候を生かした促成栽培が盛んな高知ではほぼ通年採れる。11月から6月までとれる冬春ナスの生産量は日本一。ちなみに高知は冬場の日照時間の長さも日本一で、園芸王国高知の一翼を担うナスである。 現在、栽培されているのは「竜馬」という品種の中型の高知ナスや千両ナス、長ナス、小ナス、ビッグな米ナスなど。
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