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とりあえずビールか、いきなり、酒。そして刺身を注文するのが、土佐の居酒屋での流儀。酒の肴は、酒をうまくするためのもの。刺身を待つ間、ドロメやチャンバラ貝などで、まずは軽くひっかける。 ![]()
中でも土佐人がこよなく愛するのが鰹のタタキ。観光客のためではなく、味にうるさい地元の人たちのために用意された鰹だからうまくないわけがない。店ごとに豪快に藁焼きにし、厚切りで食べる。 ![]() 初鰹は刺身にして新ニンニクと醤油で食べる方がうまく、夏のメジカ(マルソウダガツオ)の新子はブシュカンと食べるのが旬の合い口。冬のクエは鍋にする。店のおやじは土佐の旬を実にうまく皿に盛る。そのうんちくも肴になる。 ![]() ![]() ![]()
杯は面倒だというコップ党も多く、表面張力すれすれに注がれた酒をこぼさず飲むという芸当も身につけている。飲みながら熱く議論を戦わすのも土佐人の習性で、ついつい酒のピッチもあがる。「あの人はなんぼ飲んでも狂わん」というのが、土佐では酒飲みに対する最大の賛辞で、たくさん飲ませるくせに酔わないことを誉めるのだから、どうもつじつまが合わない。
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