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![]() ![]() 天然のアユは美人だ、という。「ほら、肌のきめが細かくて、鼻がつんとしちゅうでしょう?」。高橋勇夫さんにそう言われて、しげしげと放流アユと顔を見比べてみれば、なるほど確かに違う。 高橋さんはアユの研究者。全国の川に潜り、年間10万匹のアユの生態を観察するという人はアユ釣りもまた、プロ級の腕前だ。 ![]()
「高知の川のアユは抜群にうまい。もし、県内のアユで平均点を出すことができるとしたら、間違いなく日本一だと思いますね」という。 ![]() ![]() ![]()
釣ったばかりの新鮮な鮎はスイカのにおいがする。その鮮度を味わうのが「背ごし」。小さめのアユを選び、内臓を取り除いて骨付きのまま薄く筒切りにする。これをわさび醤油で食べる。歯ざわりがよく、甘みがあって川の味がする。 ![]() 焼き上げる際、内側にアルミ箔を貼った段ボールをかぶせて蒸し焼きにするのが高橋流。10年がかりで辿り着いたというアユ博士オリジナルの焼き方だ。おいしく食べる努力をするのはアユに対する礼儀というもの。晩ご飯に間に合う距離に清流がいくつも流れているという幸せ。
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