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冬の持ち帰り定番といえばたこ焼き。高知市若松町、ハローワークより約400m東へ行くと道沿いに「たこジロー」がある。ここのたこ焼きは外がカラッと焼け、中はジューシー、タコの旨みが詰まっている。しかしご主人はこの商売を始めてまだ一年。大手企業から脱サラしたのである。開店準備にあたって京都で焼き方を覚え、大阪の名店を食べ歩き、高知に帰ってからは毎日試食会を開いて、独自の味を追求した。ダシは鶏がらで取り、ソースは甘くないものを使用。基本は「素で食べても美味しいたこ焼きにしたいんです」とこだわる。現在の一番人気は「ねぎだこ」で、たこ焼きにねぎがタップリかかったもの。これに青のり、かつお節、マヨネースが絡んで、大人の味が楽しめる。
「初めて買いに来て頂いたお客様が、数日後にリピーターとなってまた来て頂く、その瞬間がとっても嬉しいんです」というご主人の、たこ焼き道二年目がスタートした。 |